ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2期


情報

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2期

他の名前:
Dungeon ni Deai wo Motomeru no wa Machigatteiru Darou ka II

ジャンル:
[ アクション ] [ 冒険 ] [ 喜劇 ] [ ファンタジー ] [ ロマンス ]

あらすじ:
第1巻 ベル・クラネルは、英雄譚のような異性との運命の出会いに憧れ、広大な地下迷宮、通称ダンジョンを中心に栄える迷宮都市オラリオで女神ヘスティアのファミリアに入団した駆け出しの冒険者である。 ファミリアで唯一の団員であるベルは、単独でダンジョンに臨み、我流でモンスターと戦っていた。いつものようにダンジョン上層で戦っていたベルは、不運なことに中層級の強さをもつミノタウロスに襲われる。なすすべもなく追いつめられたベルは、間一髪のところでロキ・ファミリアの女性冒険者アイズ・ヴァレンシュタインに助けられたが、ベルは礼も言わずにその場から逃げ去ってしまう。あまりの衝撃的な出会いにより、アイズに一目惚れしてしまったベルは、彼女に釣り合うような立派な冒険者となろうと心に誓う。これが切っ掛けとなりスキル憧憬一途が発現し、規格外の急成長を遂げてゆく。 ベルは酒場「豊饒の女主人」のシル・フローヴァと偶然知り合いになっており、シルから酒場に招かれて「豊饒の女主人」で食事をとっていた。そこで、ロキ・ファミリアの宴会と重なり、自分の醜態を嘲笑するロキ・ファミリアの団員の話を耳にしてしまう。憧れの人であるアイズの前で嘲笑されされたことに耐えきれず、ベルは酒場から逃げ出してしまう。自分の弱さを思い知らされたベルは憧れの人に追いつくために強くなりたいと願うようになる。 また、魂の純粋さに目を付けた美の女神フレイヤからベルは見初められる。ベルを見定めるためにフレイヤが暗躍し、ガネーシャ・ファミリアが主催する怪物祭からモンスターが逃げ出す。モンスターは執拗にヘスティアを狙い、ベルはヘスティアを守るためにモンスターと戦い、ヘスティアの計らいで手に入れた神のナイフの力も借りて、モンスターの打倒に成功する。 第2巻 ベルを担当するギルド職員エイナ・チュールは、駆け出しのベルの不用意な行動を懸念していたが、ベルの異常な成長を確認した後、成長したベルに相応しい防具を準備するために、ヘファイストス・ファミリアの店にベルを誘う。この中で、ベルはヴェルフ・クロッゾ製の軽装防具を気に入り、有り金を叩いて購入している。 その帰り道、ベルは冒険者に追われていたリリルカ・アーデと出会い、リリルカはベルが持っていた神のナイフに目を付ける。リリルカはベルを騙すために魔法で外見を変えてベルに近づき、サポーターとしてベルとパーティーを組むようになる。 ベルの成長を促すフレイヤの企みにより、魔導書が「豊饒の女主人」へ届けられ、シルがこれをベルに貸し与えたことで、ベルに魔法が発現する。ベルは喜びのあまり魔法を使いまくり、初めて精神疲弊を起こしてダンジョン内で意識を失う。この時、偶然に通りがかったアイズが気絶したベルを介抱していたが、意識を取り戻したベルは状況を把握できず、再び逃げ出してしまう。 エイナはリリルカの所属するソーマ・ファミリア団員の尋常でない振る舞いをギルドで目にしており、リリルカとパーティーを組んだベルが心配でソーマ・ファミリアを調査し始めた。面識のあったロキ・ファミリアの副団長による仲介で酒に造詣が深い女神ロキと面談し、男神ソーマの作る神酒の異常性とソーマ・ファミリアの団員の尋常でない行動との関係を察し、リリルカに対する懸念をヘスティアへ知らせる。 リリルカは、一度、ベルから神のナイフを盗み出したが、「豊饒の女主人」のリュー・リオンが取り返し、神のナイフはベルの元に戻る。そこで、もう一度、ベルの命を顧みない入念な作戦を立て、神のナイフを盗み出すことに成功したが、今度は、ソーマ・ファミリア団員の罠に嵌って自身が命の危機に晒される。しかし、ベルが間一髪で駆けつけ、リリルカは九死に一生を得る。リリルカは、これまで騙し続けてきたベルに助けられたことに困惑したが、ベルの純粋な優しさに心を打たれ、本当の意味でベルのサポーターになることを決意する。 第3巻 ヘスティアはリリに対して懐疑的だったが、リリの言葉とベルの判断を信用してリリを受け入れ、ベルはリリとのパーティーを続けることにする。 エイナの計らいによりアイズと対面したベルは、これまでの礼をアイズにしっかり伝え、アイズからの提案で戦い方を教えてもらえることになる。口下手なアイズは、言葉でベルを導くことはせず、実戦形式の訓練を通じて、戦闘の技と駆け引きの基礎をベルに授けている。 フレイヤは魔法を得て輝きが増したベルの更なる成長を望んでおり、ファミリアの団長オッタルとの会話から、ベルの成長を妨げている原因がミノタウルスのトラウマにあると考える。そこで、フレイヤは、ベルがトラウマを克服するための舞台を準備するにようにとオッタルへ命じ、オッタルはダンジョン上層で片角のミノタウルスを鍛え上げ、これをベルに直接ぶつけることで彼の成長を促すことにする。 フレイヤたちの企みを知らないベルは、リリと共にダンジョンに潜り、オッタルに調教された片角のミノタウロスと対峙する。恐怖で怯えるベルだったが、リリだけは何とか逃がし、戦いながら自身も逃げる算段をしていたところにアイズが駆けつける。ベルを助けようとするアイズに対して、ベルは憧れの人に再び助けられることを拒み、自身で決着をつけるべく格上のミノタウルスと真正面から戦う決意をする。 ベルは、アイズから教わった技と駆け引き、魔法、神のナイフなど、自身の全てを賭して片角のミノタウルスと戦い、最後は、立ったまま精神疲弊で意識を失ったが、片角のミノタウルスに勝利した。その戦う姿は、目撃したロキ・ファミリア幹部たちに衝撃を与え、自分たちが冒険者であることを再認識させ、深く印象に残るものとなる。 第4巻 中層級のミノタウロスを単独で倒したことで、ベルは僅か1か月半という前代未聞の最短記録でLv.2にランクアップし、世界最速兎(レコードホルダー)としてオラリオで一躍注目の的となり、神々からの疑惑と多数の冒険者からのやっかみも買うことになる。ランクアップにより、ベルには新たなスキル英雄願望が発現し、神々から二つ名「未完の少年(リトル・ルーキー)」を授けられる。 ベルは、ミノタウルスとの死闘で傷んでしまった防具を新調するために、ヘファイスト・ファミリアの店を訪れ、元の防具の製作者である鍛冶師ヴェルフと出会う。ヴェルフから専属契約とパーティーの打診を受けたベルは、リューからパーティーを増やすことを勧められていたこともあり、ヴェルフの提案を快諾する。エイナと相談の上、装備を調えて、ベル、リリ、ヴェルフのパーティーで中層13階層を目指すことになる。 クエスト×クエスト 本編4巻に同時掲載された短編。時系列としては本編第3巻2章と3章の間である。 ある日ベルは、懇意にしているミアハ・ファミリアの ナァーザ・エリスイスに冒険者依頼(クエスト)を依頼され、後に合流したリリと共にクエストを実行に移す。無事ドロップアイテムの採取に成功するが、ナァーザからの報酬がクエストに見合わないものであることをリリに見抜かれてしまう。ミアハ・ファミリアの主神ミアハはナァーザを咎めた。 かつて冒険者だったナァーザはモンスターに右手を食われ、ファミリアには、義手を作製した ディアンケヒト・ファミリアからの莫大な借金があり、ナァーザはそんな今のファミリアを何とかしたいがゆえに報酬をごまかしていたことを吐露している。 女神へのカンパネラ 本編4巻に同時掲載された短編。時系列としては本編1巻の開始前である。 結成したばかりのヘスティア・ファミリア。日々の生活の中、ベルとヘスティアはファミリアとしてお互いの理解を深めていく。そんなある日、ベルが武器屋の店先で剣を、ヘスティアが商店の店先で髪留めを、物欲しそうに眺めているところをお互いが目撃する。 第5巻 ベルたちのパーティーは順調に13階層を踏破していたが、タケミカヅチ・ファミリアのパーティーから怪物進呈され、15層へ落とされてしまう。ダンジョン中層で遭難したベルたちは、場所と被害状況を考慮したリリの提案により、上層へ戻るよりもより深い階層の安全地帯である18階層へ逃げ込む決断をする。一方、ベルたちの危機を察したヘスティアと、男神ヘルメスとヘルメス・ファミリアの団長アスフィ・アンドロメダ、そして助っ人としてリューがベルたちの救助に向かう。 ベルたちのパーティーは命辛々18階層に到着し、遠征からの帰還の途にあるロキ・ファミリアに救われる。救助に向かっていたヘスティアたちとも合流し、ベルたちはロキ・ファミリアの団員やヘルメスらと交流し、しばし穏やかな時を過ごす。ロキ・ファミリアが上層へ出発した後、一部の冒険者の嫉妬と悪意を利用したヘルメスの策略によりヘスティアが攫われてしまう。ヘスティアは神威を開放することで冒険者たちから解放されたが、神威を感じとったダンジョンが変異種の階層主漆黒のゴライアスを生み出してしまう。 漆黒のゴライアスの誕生により上層への通路が塞がれたため、ベルたちとリヴィラの街の百人を越す冒険者たちは力を合わせて漆黒のゴライアスに立ち向かうことになる。漆黒のゴライアスの異常な再生能力に苦戦したが、ステイタスの高いリューやアスフィが主力となって戦い、最終的にベルの英雄願望により漆黒のゴライアスは打倒される。 第6巻 18階層からの帰還後、ベルは恋多き男神アポロンに目を付けられてしまう。アポロンは、ベルを我が物にするために様々な策略を巡らし、ベルを孤立させるためにリリをソーマ・ファミリアに捕えさせて、その上であからさまにベルを追い回し、ついにはファミリア同士の総力戦である戦争遊戯を実現する。オラリオ以外の冒険者1人の助っ人が認められたが、戦争遊戯の内容が攻城戦となったことで団員1人のヘスティア・ファミリアの勝利は絶望的となる。 ベルは、再びアイズに特訓をつけてもらうためにロキ・ファミリアへ向かい、アイズと対人戦を想定した1週間の猛特訓を行う。この間、ヘスティアはリリを救出すべくソーマ・ファミリアの本拠に殴り込みをかける。ソーマは神酒の誘惑を乗り越えたリリを認め、ヘスティアは神のナイフを脱退金の担保にすることで、リリの身柄を確保する。タケミカヅチ・ファミリアのヤマト・命は13階層での怪物進呈を悔やんでおり、タケミカヅチに自ら申し出て1年間限定でヘスティア・ファミリアに改宗する。リリとヘファイストスの許しを得たヴェルフもヘスティア・ファミリアに改宗し、助っ人としてリューが参戦することになり、ヘスティア・ファミリアは5人で戦争遊戯に挑むことになる。 戦争遊戯では、リリが変身魔法を駆使して予め城内を攪乱し、リューがクロッゾの魔剣を用いてアポロンの団員の半数を城外に引きつけ、命が残った城内の半数を重力魔法により動きを封じ、ベルとヴェルフが僅かに残った団員たちとの個人戦に持ち込むことで、ヘスティア・ファミリアは速効で圧倒的な数の不利をひっくり返す。シルから貰ったアミュレットの助けもあり、ベルはレベルの差を物ともせずアポロン・ファミリア団長ヒュアキントス・クレオを一騎打ちで討ち取り、戦争遊戯はヘスティア・ファミリアの勝利で終わる。 第7巻 戦争遊戯に勝利したベルは僅か1ヶ月でLv.3にランクアップを果たす。ヘスティア・ファミリアは、元アポロン・ファミリアから没収した財産や新たな本拠「竈火の館」を手に入れる。 女神イシュタルが支配する歓楽街に、命の幼なじみサンジョウノ・春姫と同じ狐人が捕らわれているとの噂を聞きつけ、真相を確かめるため、ベルたちは歓楽街に向かう。歓楽街で迷ってしまったベルは、戦闘娼婦アイシャ・ベルカに絡まれ、イシュタル・ファミリアの団長フリュネ・ジャミールから追い回される。ベルは彼女から必死で逃げ、とある娼館の部屋に身を隠し、そこに現れた娼婦である春姫と出会う。 イシュタルはフレイヤの打倒が悲願であり、殺生石の儀式を進めていた。殺生石を持ち込んだヘルメスからベルに対するフレイヤの執心を聞きつけ、イシュタルはベルを我が物にするための一計を案じる。 ベルたちは春姫を身請けするために高額な冒険者依頼を受けるが、これはイシュタルたちの罠であり、ベルと命は歓楽街に捕えられてしまう。春姫は隙を見てベルと命の逃亡を手助けするが、自身の逃亡は拒否する。これから行われる殺生石の儀式では春姫の犠牲が前提であり、春姫には逃亡防止の魔道具が仕掛けられていたからである。 万策尽きたベルと命は、二人でイシュタルたちと戦って春姫を奪還する決意をする。ベルが囮となり、命が春姫を救う作戦で臨む。ベルはフリュネたちに追い詰められ、イシュタルがベルの魅了を試みるが効果がなく、イシュタルが驚愕した隙に逃げ出す。命は春姫のもとにたどり着くが、春姫は娼婦である自分はベルたちから救われる価値がないとの想いを吐露し、救出を拒む。諦めないベルと命は殺生石の儀式に乱入し、殺生石の破壊には成功するが、春姫を救出できなかった。 一方、イシュタルの動きを内偵していたフレイヤは、イシュタルとの全面戦争を決断する。フレイヤたちの一気果敢な攻勢により歓楽街は大混乱となり、イシュタルの団員たちは悉く打ち倒され、最後に残ったフリュネはオッタルに徹底的に痛めつけられる。混乱の中、アイシャは春姫を連れ去るベルの覚悟を見極めるために、春姫の側でベルを待っていた。 ベルと対峙したアイシャは、イシュタルの魅了によりイシュタルの命令に逆らえず、見逃すことはできないとベルに告げ、一騎打ちをベルに仕掛ける。ベルは真っ向勝負でアイシャを撃破し、あなたを助けにきましたと春姫に告げる。崩壊した歓楽街の中で、フレイヤはイシュタルを崖の下に突き落として決着をつける。イシュタルは天界に送還され、イシュタル・ファミリアは壊滅する。 第8巻 ラキア王国の男神アレスが三万の眷属を率いて、オラリオに出兵してきた。ギルドはオラリオの最大派閥ロキとフレイヤのファミリアに防衛に当たらせる。眷属のレベルの違いから戦力差は圧倒的であり、オラリオの住人はそれぞれの日常を過ごしていた。 春姫はヘスティア・ファミリアへ改宗し、ベルたちは春姫の妖術と5人となったパーティーの実力を試すために、ダンジョン中層へ向かう。ベルたちは難なく18階層に到達し、下層を目指せる十分な力に自信をもつ。18階層から帰還後、ヘスティアはベルの異常な成長についてベル以外の団員たちから問われ、ベルのアイズへの憧れとスキル憧憬一途の秘密を打ち明ける。 ベルは、「豊穣の女主人」からの帰り道で、店に不在だったシルを見かけ、後をつける。シルはダイダロス通りの孤児院に通っており、ベルは孤児たちから地下調査を依頼される。ベルはシルたちと共に地下に降り、血塗れのモンスターに出会い、モンスターの雰囲気に違和感を抱きつつ、討伐を試みるが苦戦する。シルを護衛していたフレイヤの団員が見るに見かねてモンスターを討伐する。 ヴェルフは戦争の混乱に紛れてオラリオに侵入したラキア王国の父と再会し、父からクロッゾの魔剣の作製を頼まれる。魔剣を受け取るためにヴェルフを呼び出したアレスの眷属たちは、ロキ・ファミリア団長フィン・ディムナの指示でヴェルフを見張っていたヘファイストスの団員に一網打尽にされる。ヴェルフの説得に失敗したアレスは、今度はヘスティアの誘拐を企てるが有効な手はなかった。ところが、バイト先からの頼まれ事でヘスティアがオラリオから外出してしまい、アレスたちは都合良くヘスティアを捕えることに成功する。 ヘスティアの拉致を知ったロキとヘルメスは、アスフィに空から逃走先を特定し、アイズに追跡するよう指示する。ベルはこれに強引に同行し、ベオル山地でアレスたちに追いつき乱戦となる。その混乱でヘスティアは崖下の川へ落ちてしまう。ベルとアイズはヘスティアを助け出し、たどり着いたエダスの村でヘスティアを看病しつつ休息をとる。エダスの村では、かつて神の眷属であった村の長老が天に召され、これを看取ったヘスティアは、悠久を生きる自分を必要以上に恐れずに、自分と向き合って欲しいとベルに告げる。 ヘスティアの拉致に失敗したアレスはロキたちに捕縛される。アレスはオラリオの捕虜になった数万もの自身の眷属たちのステイタスを封印した上で眷属たちと共にオラリオから追い返され、ラキア王国との戦争は終結する。 第9巻 19階層の冒険者依頼に借り出されたベルは、傷ついて怯えた竜女と出会う。竜女にはモンスター特有の恐怖感がなく、ベルが傷を癒すために近づくと、竜女は人語を話し始める。驚愕したベルは竜女を追う冒険者たちから、咄嗟に竜女を外套で隠し、「竈火の館」へ連れ帰る。ベルたちは竜女にウィーネと名付けて保護し、当初リリたちはウィーネを警戒していたが、会話や食事、風呂を共にして次第に打ち解け、ウィーネはベルと春姫を筆頭にリリたちに懐いていく。 ベルたちは情報を得るためにウィーネがいた19階層へ赴き、冒険者を装った人語を話すモンスターと再び遭遇する。帰還後、リリはこの問題のきな臭さを直感し、保護を止めるべきだと主張する。これを盗聞いたウィーネは館から飛び出してしまう。街をさ迷っていたウィーネは竜女の羽を広げて子供を助けるが、正体がばれて周囲は騒然となる。ベルたちが直ぐに駆けつけ、変身したリリがウィーネを連れ去り、大事には至らずに済む。 ギルドはヘスティア・ファミリアへ強制任務を発令し、ベルたちは指示に従ってウィーネと共に20階層へ向かい、指定された広間の壁を壊した先の未開拓領域へ進む。そこで、ベルたちは蜥蜴人に襲われ、ベルを吹き飛ばした蜥蜴人はウィーネを狙う。しかし、春姫とリリが必死にウィーネを庇う姿を見て、蜥蜴人は人語で笑い出す。蜥蜴人は自らをリドと名乗り、ベルたちを試していたと謝罪してベルに握手を求める。戸惑いながらベルがこれに応えると周囲から歓声が沸き、リドは自分たちを異端児と名乗り、ベルたちを歓迎する。異端児との交流後、ベルは別れを惜しみつつウィーネをリドたちへ託す。この時、ベルは異端児を狙う狩猟者の存在を初めて知る。 一方、ヘスティアは、フェルズの案内でギルドの主神ウラノスと秘密裏に対面し、異端児の存在を知らされる。ウラノスは、異端児を保護という名で支援しており、フェルズの他にガネーシャとヘルメスが協力者であると伝え、最終的に異端児と人の共生を目指しており、強制任務は共生に向けた僅かな期待であると告げる。 ウィーネを追っていた冒険者たちはイケロス・ファミリアであり、団長ディックス・ペルディクスは取り逃がした「上物」の狩猟を諦めていなかった。ディックスは、街での騒動や男神イケロスの情報から、ウィーネとヘスティア・ファミリアとの関係を確信し、地上から20階層へ向かうベルたちを監視して追跡していたが、ヘルメスたちの二重尾行に気付き、拠点へ撤退する。 第10巻 下層の「異端児の隠れ里」へ向かっていたウィーネたちのパーティーは24階層で傷だらけの仲間を発見する。これは罠であり、ディックスたちは異端児たちを惨殺し、ウィーネを攫うことに成功する。一方、眼晶を通じてこの惨劇を見ていた異端児は激怒し、復讐とウィーネの救出のために、殺された仲間の臭いを辿り、18階層のリヴィラの街を襲う。地上では、武装したモンスターによるリヴィラの街の襲撃がギルドからオラリオ中に伝えられ、ベルは異端児たちの騒動を知る。ウラノスは、名目上、討伐隊としてベルを加えたガネーシャ・ファミリアを18階層へ向かわせる。 異端児たちは狩猟者を拷問してウィーネの行き先を聞き出し、18階層東端へ向かう途中で到着した討伐隊と衝突する。異端児の一部が討伐隊を足止めし、リドたちは目的地へ向かう。ディックスは隠された扉を開放して「地下迷宮クノッソス」にリドたちを誘い込む。遅れて到着したベルとフェルズも偶然手に入れた鍵によりクノッソスへ侵入する。 待ち構えていたディックスの呪詛により、リドたちは正気を失い、同士討ちを始める。さらにディックスは磔にされたウィーネの額から紅石を剥ぎ取り、見上げるほどの怪物となったウィーネがベルを襲う。それでもウィーネを助けようとするベルにディックスは偽善者と罵るが、ベルは助けを求める者に人もモンスターも無いと叫ぶ。この叫びにより正気を取り戻したリドたちはベルと共闘してディックスを追い詰める。しかし、ディックスはウィーネに呪詛をかけて地上へ誘導し、リドたちとベルは暴走したウィーネの後を追う。 一方、18階層では、討伐隊が異端児をほぼ制圧していたが、そこに現れた異端児のアステリオスが討伐隊を難なく撃破し、状況をひっくり返してしまう。さらにクノッソスに侵攻したアステリオスは、イケロスの団員を次々と始末し、ディックスを一撃で両断する。 地上は大混乱であり、暴走したウィーネを討伐するためにロキ・ファミリアが現れる。ベルは衆目の前で彼らと対峙することでウィーネを逃がすが、フィンはベルを無視し、リドたちとウィーネの討伐に動く。そこに現れたアステリオスが単独でロキの第一級冒険者たちと戦い、この隙にリドたちは散り散りに逃亡する。ベルは冒険者たちに攻撃を仕掛けながらウィーネを追走するが、魔法の一斉砲撃が放たれ、長槍がウィーネを貫く。崩壊した地面の下にベルはウィーネと共に落ち、最後の時を迎えるウィーネを抱きしめる。その胸の中から大量の灰がこぼれ落ちた瞬間、フェルズのみに許された蘇生魔法が捧げられ、奇跡が起こる。 イケロス・ファミリアは壊滅し、イケロスがオラリオから追放され、ひとまず事件は収束したが、ロキ・ファミリアから逃れた異端児は未だ地上に取り残されていた。 第11巻 オラリオでは、ベルに対する失望が蔓延していた。放たれたモンスターによる脅威に対し、イケロスから情報を得ていたフィンは、ダイダロス通りをいち早く封鎖し、ベルの監視を指示する。 ヘスティア・ファミリアは異端児たちへの協力を決意し、フェルズの魔道具を入手してフェルズと共に身を隠したリドたちと眼晶で連絡を取る。ベルとリドたちは、ヘルメスが入手した「ダイダロスの手記」を元にクノッソスの出入り口からダンジョンへの帰還を目指すことにする。 ナァーザが協力してダイダロス通りを混乱させ、リューが見張りについたアイズを足止めに協力し、ベルは囮として動き回る。ヘスティアと春姫は眼晶を使ってリドたちをダイダロス通りへ誘導し、リリはフィンに変身してロキ・ファミリアの陣営を切り崩す。リドたちはその隙にクノッソスの出入り口に向けて走り出すが、ロキ・ファミリアの幹部が立ち塞がる。ヴェルフと命、ヘファイストス・ファミリアの団長椿・コルブランドがフェルズの魔道具と魔剣でこれに対処するが、この混乱でウィーネがはぐれてしまい、ベルと春姫がウィーネを助けに向かう。子供を助けたウィーネをティオナが見逃し、追いついた春姫とアイシャがベートを足止めするが、ベルとウィーネはアイズと対峙する。ベルはアイズを説得するが、アイズは頑なに受け入れず、ベルと戦闘になる。しかし、ウィーネの必死の訴えを聞いたアイズは、自分の過去とウィーネを重ね、見逃してしまう。 ベルとウィーネは散り散りになっていた異端児たちと合流する。ベルが孤児院の地下の出来事を思い出し、ウィーネたちはアステリオスから譲り受けた鍵を使ってリドたちと別ルートでダンジョンへ帰還する。一方、ロキ・ファミリアから逃れたリドたちは「ダイダロスの手記」が示す場所に向かうが、そこに出入り口はなく、ヘルメスが待ち構えていた。「ダイダロスの手記」は偽物であり、ヘルメスはベルの名誉回復のためにリドたちへ犠牲を求める。 異端児たちは地上で暴れてベルに討たれようとするが、ベルはこれを受け入れず、そこにアステリオスが現れる。アステリオスはベルが倒した片角のミノタウロスが蘇った存在であり、ベルに対して真摯に再戦を熱望する。ロキ・ファミリアをフレイヤ・ファミリアが抑え、オラリオの衆目の前でベルとアステリオスの一対一の激闘が進められ、異端児たちはこの隙にダンジョンへの帰還を果たす。アステリオスはベルに勝利し、ベルに次の戦いを誓ってダンジョンへ去るが、ベルとアステリオスの戦いはオラリオの冒険者や住民にヘルメスの思惑を越えた強い印象を残すことになる。 第12巻 アステリオスに敗北したが、名声を取り戻したベル。そんな彼はLv.4にランクアップを果たし、新たな二つ名を得る。ファミリアのランクが上がったヘスティア・ファミリアは、ギルドから強制任務遠征を与えられる。これまで懇意にしてきたミアハ・ファミリアやタケミカヅチ・ファミリアと派閥連合を組み、へファイストス・ファミリアとアイシャ・ベルカのサポートの基に、下層域への進出を目指す。初めて遠征に心躍らせるが、多くの冒険者を食らうモス・ヒュージの強化種の襲撃を受けてしまう。モス・ヒュージの攻撃を受けてしまった千草や他の冒険者たちを救うべく、派閥連盟は強化種を討つことを決意する。 第13巻 リヴィラの街で起きた殺人事件の犯人が賞金首の疾風だと聞いたベルたちは、リューの冤罪を晴らすべく討伐隊に参加する。遠征の仲間の一人であり、破滅の予知夢を視たカサンドラ・イリオンの言葉を信じ、真実へ辿り着いたベルはリューと和解、二人で黒幕のジュラの野望を阻止しようとするも、ジャガーノートの誕生を許してしまう。激闘の中、ワーム・ウェールの介入により、ベルとリューは深層域37階層に落とされてしまう。一方、ベルの救助に向かおうとしていた派閥連盟には、次産時期を無視して誕生したアンフィス・バエナという迷宮の孤王が襲い掛かろうとしていた。 第14巻 リリからの手紙でリューの危機を知ったヘスティアとミアハ・ファミリアからの依頼で、ヘファイストス・ファミリアの団長である椿・コルブランドと豊穣の女主人のアーニャたちはヘスティア・ファミリアとリューの救出のためにダンジョンに向かった。一方で、ウラノスとフェルズもジャガーノートという異常事態に襲われているヘスティア・ファミリアを救出するために、クノッソス攻略作戦の作戦中ながらも異端児の部隊の半分をヘスティア・ファミリアの救出に向かわせる。アンフィス・バエナと対峙したアイシャたちはヴェルフの言葉で戦意を漲らせ、ベル抜きの階層主討伐に挑む。そして、ベルとリューは僅かな希望を胸に37階層脱出を試みるが、深層のモンスターたちが次々と襲い掛かる。ジャガーノートもベルたちを追跡する中でリューは、かつて所属していたアストレア・ファミリアでの過去の情景を回想する。 第15巻 ダンジョンから無事に地上に帰還したベルたち。数々のイレギュラーに見舞われて遠征は失敗という形になったが、多くの試練を乗り越えたことで確かな成果を得ることが出来た。自身の成長に喜びを感じる中、彼ら彼女らは未熟な過去から成長した現在に至るまでの道のりを思い浮かべるのであった。

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